高麗人参サプリメント|本当に良いのか

高麗人参とは

美容と健康のために、高麗人参のエキスを配合したサプリメントが注目されていますね。
では、この高麗人参とはどんな植物なのでしょうか?
これは、オタネニンジン、もしくは朝鮮ニンジンとも呼ばれるウコギ科の多年草で、普段食べる野菜のニンジンとは別種の植物です。古くから、その根の部分が薬用植物として利用されてきました。4000年前に書かれた中国の「神農本草経」という書物にも登場し、特に効果のある漢方薬として紹介されています。
この高麗人参は、サポニン群、アルカロイド、ビタミン、ミネラルなどの成分を含有していますが、特にサポニン群は有効成分として特徴的であり、高麗人参のサポニン群を総じてジンセノサイドと呼ぶほどです。
効能としては、昔から滋養強壮が言われています。血圧調整作用や自立神経の乱れを整える作用を持っていることから、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病にも効果が期待できるとされています。
栽培から6年目に収穫された「六年根」と呼ばれるものが、サポニンが多く含まれ、高級品として高値で取引されます。また、皮を剥がずに煮たのち、乾燥させたものを「紅参」と呼び、これも同じくサポニンが豊富であるとされます。よって、六年根の紅参が、最高級品ということになりますね。
健康食品である面と、漢方薬という面がありますので、やはり過剰摂取を避け、体質や体調を考慮に入れた上での服用が望ましいでしょう。

高麗人参の効果・効能

古くから万能薬であるとされてきた高麗人参には、様々な効果・効能が期待できます。
例えば、血液の循環を良くしてくれます。特に心臓血管系に作用することで有名です。このために末梢血管を拡張し、血流を改善することができます。さらには心臓の負担を減らし、心筋の働きも改善することもわかっています。
また、更年期障害の症状を軽減する作用があります。更年期障害は卵巣機能の減退や脳下垂体・副腎などの機能障害、自律神経系統の失調などが主な原因ですが、その中でも特に高麗人参は自律神経系統の失調とされる一連の症状に効果があります。自律神経症状を完全に治すとまではいかなくても、症状を軽くしてくれます。
糖尿病の防止も期待できます。糖尿病の主な原因はインスリンの欠乏ですが、高麗人参には膵臓におけるインスリン生合成を活発にさせる作用があります。そのため、糖尿病を防止することが可能になるのです。
さらには肌の状態を改善してくれます。高麗人参にはたんぱく質や核酸の合成を促す働きもあります。こうした働きが新陳代謝を活発にし、肌に弾力と栄養を与えるので、皮膚美容には大変効果的です。また、高麗人参にはサポニンという物質が含まれており、これが皮膚を健全に保護してくれるのです。

高麗人参とは田七人参を比較

高麗人参と田七人参を比較してみましょう。
高麗人参も田七人参も昔から有名な美容、健康に良い栄養成分で、サプリメントとしても非常に人気があります。
ただ、この2つの栄養成分は名前も似ていますし効能もかぶっているような気もしますし、どう違うのか正確に説明できる方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。

 

ズバリ、大きな違いは血圧に対する作用です。
2種類とも血圧対策によく効く栄養成分ですが、実は具体的に発揮する効能は真逆なので注意が必要です。

 

高麗人参は血圧を上げる作用に優れている為、低血圧気味、普段から貧血気味の方の健康対策にぴったりです。
一方、田七人参は血圧を下げる作用を持ちますから、元々低血圧気味の体質の方が服用してしまうと大変なことになります。

 

ちなみに、人参と言ってもこの2種類の人参は、私たちが普段食べているオレンジ色の人参・・・セリ科のお野菜とは全く別物で、ウコギ科の多年生植物として分類されます。
両方ともサポニンが多く、血液をきれいに浄化したり、疲労回復、免疫力上昇、滋養強壮効果に優れている点で共通しています。

 

高価な薬効植物ですが、薬用酒や漢方が苦手な方でも錠剤のサプリメントなら取り入れやすい筈です。

田七人参にも注目

高麗人参は昔から漢方薬などで使用されてきましたが、最近田七人参も注目されてきています。
こちらも漢方薬として使用されてきていますが、高麗人参よりも優れたポイントがいくつもあります。
挙げるとするとアミノ酸が豊富に含まれているということです。
特にサポニンという成分が高麗人参の約7倍ということなんです。
サポニンはコレステロール対策や血流改善、免疫力アップなど様々な効果が期待できるといわれています。
ですから興味のある方は調べてみてください。
田七人参効果と副作用|サプリメント比較